金商品先物取引の基礎知識。初心者にわかりやすく、そして勝てる方法を紹介。
金取引のメリットは普遍性株券や債権と違い、倒産やカントリーリスクなどによって無価値になることがありません。
希少性金は限りのある資源であり、産出コストの上昇によって将来的に価格が値上がりするともいわれています。
今1万で買える物が、将来1万円では買えないという通貨自体の価値下落でも、金は「モノ」です。つまり、物価上昇は金価格の上昇につながります。
災害など世の中に不安材料が多くなると金は価格が上昇する傾向にあります。低金利や株安のときにも人気が高くなる傾向もあるため、株や債券などの資産を持っている人にとってはリスクヘッジの効果が期待できます。
金は鉱石で採掘された後、精製されて「金地金」が作られます。日本では純度が1000分の995以上のものと法定されています。しかし実際には999.9のものが作られ、流通しています。
金はインフレヘッジ機能を持つといわれます。それは、インフレ率が高まるとその需要が増え、低くなると需要が抑えられる傾向にあるのです。
また、国際情勢に敏感に反応し、各国の株式市場の大暴落などが起こると、現物資産である金へ資金がシフトされる傾向もあります。
金は世界の主軸となるドル通貨と密接な関係にあります。
ドル建ての金はドルの上昇傾向においては下落し、逆にドルの下落傾向においては上昇します。日本は輸入国ですから、金の価格は、円安では高値に、円高では価格の安値につながります。
商品先物取引は、「買い」だけではなく、「売り」からも取引ができることが特徴です。
商品が将来値上がりすると予想したときは、買い注文から入り、予想どおり値上がりした時は売って、利益を得ます。
逆に、値下がりするであろうと予想したときは売りから入り、予想どおり値下がりしたら買い注文を出して、その値幅の差額を利益として得ます。
総取引金額の数%程度の金額を証拠金として、少額の資金で取引ができることが商品先物取引の魅力といえます。そのため、わずかな値動きでも大きな損益を生むことになります。
株式の信用取引に似ていますが、信用取引では株式や資金の貸借関係による金利(日歩)の発生があるのに対して、商品先物取引の場合は証拠金の金利負担がありません。
ガソリンや灯油などの銘柄は、価格変動が大きく、ダイナミックな値動きが期待できるので、短期間、場合によってはわずかな時間の間でも利益を追求できる機会があります。
デメリットとしては、相場取引である以上株取引と同様で、投資資金の元本の保証はありません。株はその企業が倒産しなければ、株の価値がゼロになることはありませんが、商品先物取引では、相場の動きが予想と反対の動きをすると、投資資金がゼロになるだけではなく、新たに追加資金を投入しなければならない場合もあります。
また、少額の証拠金で多額の取引ができ、予想通りの方向へ値動きすれば、大きく利益を得られる反面、予想に反した値動きをした場合、大きな損失になる場合もあります。損失を出さないためにも、余裕資金をもって、チャート分析などの研究をしたうえで取引参加することが重要です。